今回は小説投稿サイト「小説家になろう」からコミカライズされた ”成り上がり系” の異世界転生まんがをまとめてみました。
その他のジャンルについては「トップページ」から探せますのでそちらを参考にしてみてください。
作品紹介
- 転生したらスライムだった件
- リアリスト魔王による聖域なき異世界改革
- 四度目は嫌な死属性魔術師
- 転生したら剣でした
- 転生したらドラゴンの卵だった~イバラのドラゴンロード~
- 劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る
- ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~
- 元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~
- 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
- ダンジョンシーカー
- ライブダンジョン!
- 聖者無双
- ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
- 異世界迷宮でハーレムを
- ホームレス転生~異世界で自由過ぎる自給自足生活~
- 治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~
- 落ちこぼれ国を出る ~実は世界で4人目の付与術師だった件について~
- 進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
- 異世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう~社畜SEのマイペース冒険記~
- 異世界建国記
- ガベージブレイブ
- 神眼の勇者
- 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
- 善人おっさん、生まれ変わったらSSSランク人生が確定した
- 盾の勇者の成り上がり
- ナイツ&マジック
- ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
- ひとりぼっちの異世界攻略
- Re:Monster
- 理想のヒモ生活
- 最果てのパラディン
- 異世界迷宮の最深部を目指そう
- 八男って、それはないでしょう!
※随時更新していきます!
目次
- 1 転生したらスライムだった件
- 2 リアリスト魔王による聖域なき異世界改革
- 3 四度目は嫌な死属性魔術師
- 4 転生したら剣でした
- 5 転生したらドラゴンの卵だった~イバラのドラゴンロード~
- 6 劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る
- 7 ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~
- 8 元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~
- 9 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
- 10 ダンジョンシーカー
- 11 ライブダンジョン!
- 12 聖者無双
- 13 ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
- 14 異世界迷宮でハーレムを
- 15 ホームレス転生~異世界で自由過ぎる自給自足生活~
- 16 治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~
- 17 落ちこぼれ国を出る ~実は世界で4人目の付与術師だった件について~
- 18 進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
- 19 異世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう~社畜SEのマイペース冒険記~
- 20 異世界建国記
- 21 ガベージブレイブ
- 22 神眼の勇者
- 23 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
- 24 善人おっさん、生まれ変わったらSSSランク人生が確定した
- 25 盾の勇者の成り上がり
- 26 ナイツ&マジック
- 27 ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
- 28 ひとりぼっちの異世界攻略
- 29 Re:Monster
- 30 理想のヒモ生活
- 31 最果てのパラディン
- 32 異世界迷宮の最深部を目指そう
- 33 八男って、それはないでしょう!
- 34 まとめ
転生したらスライムだった件
ストーリー(あらすじ)
何という事もない人生を送っていたサラリーマンの三上悟は、包丁を持った通り魔から同僚をかばって刺殺された。
薄れゆく意識の中で聞こえてくる無機質な声にツッコミを入れながら、気がつくと誰もいない真っ暗な洞窟の中スライムとして転生していた。
そこで出会ったのが天災級のモンスターと呼ばれる ”暴風竜ヴェルドラ” 。
初めて見る巨大な竜に最初は怯えながらも次第に打ち解ける三上悟は、ヴェルドラの友となり互いに名をつけることに。
同格の証として三上悟は「テンペスト」の名を、ヴェルドラは友の証として「リムル」の名を三上悟に与えた。
こうして「リムル=テンペスト」となった三上悟は、「ヴェルドラ=テンペスト」とともに外の世界へ飛び出すのであった。
おすすめポイント
本作は人間ではなくスライムとして転生した主人公が、「リムル=テンペスト」として多種多様な種族と出会い建国していくといった成り上がりバトルファンタジーです。
スライムと言えば最弱と名高いモンスターですが、本作では相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」というチート級のスキルをもった最強スライムとなっています。
ただ最初から規格外な強さをもって無双するようなありがちな設定ではないので、戦いの爽快感だけでなく強くなっていく過程も楽しめる作品です。
また登場人物が皆個性的で魅力的なのもおもしろさのひとつです。
各キャラクターごとにスピンオフが作れるくらい、存在感のあるキャラクターたちばかりですよ。
ストーリー性、オリジナリティの高さともに数ある主人公最強異世界漫画の中でも頭ひとつ抜きん出た本作品。
多くは語りません。ぜひ実際に読んでそのおもしろさを実感してみてください。
リアリスト魔王による聖域なき異世界改革
ストーリー(あらすじ)
研究者として日々の生活を送っていた主人公アシトは、超越者である女神よって選ばれ豊穣の魔王「アシュタルト」として異世界に転生した。
目覚めた先はなんと、72人の魔王が存在する混沌とした世界。
そこで女神に命じられたのは、魔王の中の魔王 ”大魔王” となりこの世界をより善き方向に導くこと。
魔王になったことで世界を変革する力を得たアルトは、魔力と素材を入れることで魔物を召喚できる不思議な坪を使って最初の配下「魔族・イヴ」を召喚する。
軍略と政治スキルに長けたイヴを配下に得たアシュタルトだったが、生まれたばかりゆえ魔王としての力は最弱。
はたして魔王となったアルトは参謀イヴとともに、この世界を改革できるのだろうか――。
歴代最強の魔王と呼ばれることになるリアリスト魔王「アルト」による世界改革、今ここに開幕です。
おすすめポイント
本作は72番目の魔王アシュタルトとして生まれ変わったアルトが、理想を追わず現実主義な考えのもとに国を大きくし成り上がっていくバトルファンタジー漫画です。
おすすめポイントとしてはありがちなチート級の強さをもって成り上がるのではなく、知略と戦術を駆使して格上の魔王を攻略していく戦国ゲームのような楽しさを味わえるところです。
配下となる魔物たちも土方歳三やジャンヌダルク、諸葛亮孔明など歴史上の人物ばかりなので、三国志や戦国時代が好きな人にもはまる内容です。
個人的には現実主義な考えでありながら、どこか人間味のある優しい主人公が好きですね。人間が納める国以上に民の生活が豊かになる国造りは読んでいて和みます。
作画もきれいで構成もしっかりしているので非常に読みやすい漫画ですよ。ぜひお試しください。
四度目は嫌な死属性魔術師
ストーリー(あらすじ)
テロリストの仕掛けた爆弾によってフェリーが沈没し、修学旅行中だった県立八坂高校の生徒全員が死亡した。
はずだったのだが、突如現れた神様ロドコルテによって生徒たちには特別な力と幸運が与えられ、地球とは異なる世界に転生することになった。
しかし生徒の一人「雨宮博人」だけは神様の手違いで、特別な力も幸運もないまま転生させられてしまうという。
しかも人生にただ一つの幸福さえ訪れない、不幸確定のマイナススタートからというおまけつきで…。
納得できないまま強制的に転生させられた雨宮博人。彼を待ち構えていたのは、実験体としての壮絶な二度目の人生だった――。
おすすめポイント
本作は神様の手違いで一人だけ不幸確定の人生を歩むことになった主人公が、迫りくる逆境をはねのけ強く生き抜く成り上がりファンタジーまんがです。
作品の舞台となるのは神ロドコルテが管理する「ラムダ」と呼ばれる剣と魔法の世界。
神いわく自分が管轄する世界の中でもっとも発展が遅れており、最初に転生させた世界「オリジン」で生徒たちに経験を積ませ、この世界を発展させるのが目的とのこと。
ストーリーは一度目二度目ともに不幸な人生を送った「雨宮博人」が、吸血鬼とダークエルフの子供として新たな世界「ラムダ」で三度目の人生を歩むところからスタートします。
主人公は神によって解けない呪いを付与されたまま生まれ変わった混血種の「ヴァンダルー」。
特別な力がない代わりに規格外の魔力を保有しており、生後すぐに死属性魔法を操ることができるようになります。
不幸確定の人生なだけあって三度目の人生も生後すぐの頃から報われない出来事の連続ですが、とある理由により神にとっても予想外の展開へと進みます…。
正直初っ端の絵がちょっとあれだな…って思ってしまいましたが、読み始めてすぐに作品のおもしろさに引き込まれてしまいました。
ちょっとぶっ飛んだ設定やご都合主義な展開もあるにはありますが、それをも超える独創的な展開や内容でこれまで読んだことのない転生作品を楽しむことができます。
個人的にも特におすすめしたい作品のひとつですね。おもしろいのでぜひ読んでみてください。
転生したら剣でした
ストーリー(あらすじ)
車に跳ねられこの世を去った男は、なぜか人間ではなく剣として異世界に転生していた。
わけがわからず途方にくれていると何処からともなく数匹のゴブリンたちが現れ、地面に刺さった剣(自分)を引き抜こうとしてきた。
必死に抜こうとするゴブリンに対しどうせなら美少女剣士に使われたいと必死にもがいたその時、なんと自分の意志で剣を動かすことができたのだ。
そのままゴブリンたちを倒した主人公はスキルが使えることや倒した相手の能力を吸収し成長できることを知り、強い剣になるためモンスター狩ることにした。
モンスターを狩り続けて幾日かたったある日、辺りを探索するため地面に降りた立った(刺さった)瞬間、なんと能力が発動しなくなり身動きがとれなくなってしまった。
どうやら地面に魔力が吸収されスキルが使えないようだ。
ただの剣と化しこのまま朽ちるだけと思われたその時、彼の前に突如として猫耳少女が現れたのだ――。
おすすめポイント
本作は剣として異世界に転生した男が剣の持ち主となった猫耳少女を進化させ、一人前の冒険者に育てあげるために尽力するバトルファンタジーまんがです。
主人公は転生者でインテリジェンス・ウェポン(知性を持つ剣)と呼ばれる意志を持った剣。自由自在に飛び回ることができ、モンスターを倒すことでスキルを吸収したり成長したりすることができます。
ストーリーは魔力を吸収する地面に刺さったことで身動きがとれなくなるが、突如現れた黒猫族の少女フランによって引き抜かれそのまま共に冒険するところからスタートします。
内容としてはスキル吸収やチート能力などこれぞ異世界転生といった感じですが、主人公が剣という斬新な設定のおかげでこれまでにない視点で転生作品を楽しむことができます。
奴隷として死ぬだけだった少女フランが剣の装備者となったことで大きく成長していく様や、フランの成長を手助けしながら最強の剣を目指す主人公など異世界好きにはハマる要素満点です。
そしてなぜ主人公は剣に転生したのか?冒頭に登場した黒い物体の正体は?S級魔獣フェンリルの謎とは?序盤から多くの謎が用意されており、こちらも非常に展開が気になります。
作画もきれいで読みやすく、ストーリーやバトルシーンもクオリティが高くおすすめの作品ですよ。ぜひ一度読んでみてください。
2022年にアニメ化もされていますが、個人的には漫画版がおすすめです。
転生したらドラゴンの卵だった~イバラのドラゴンロード~
ストーリー(あらすじ)
ある朝家で寝ていたはずの男はなぜかドラゴンの卵として異世界に転生していた。
訳が分からずいると目の前に突然RPGゲームのようなステータス画面が現れ、頭の中で謎の声が聞こえてきた。
状況を確認するため謎の声にいろいろと問いかける男だったが、返ってくる声は「説明できません」のオンパレード。
唯一わかったことは自分がドラゴンエッグと呼ばれる早熟なドラゴンの子供であることと、殻が割れると死亡するうえ中身がおいしく冒険者に食料として狙われやすいということだけ…。
あまりにも酷い状況に悶絶していると、突然巨大な芋虫のモンスターが現れ有無を言わさず襲いかかってきた。
この状態で勝てるはずもない男は、唯一生えていた足を使って一目散に逃げようとするのだが――。
おすすめポイント
本作はなぜかドラゴンの卵に転生した男が襲ってくる数々のモンスターとのバトルを経て進化し、人間との交流を目指すモンスターバトルまんがです。
内容としてはモンスター同士のバトルを経て経験値を獲得しレベルアップ、そして上限レベルに達すると数種類のドラゴンの中から任意の進化先を決定し成長していくといった感じです。
進化後の名称とわずかな詳細、そして黒いシルエットで表された様々なタイプのドラゴンから選んで進化していく様は、この手のゲームが好きな人にはわくわくする展開ではないでしょうか。
また人外と言えど人語を話す転生まんがが多い中、本作は人間との意思疎通ができない斬新な設定なのも面白さのひとつです。
内面はすごく人間的で心優しいのに見た目の怖さから誤解されることが多い主人公。しかしその優しさに触れることで徐々に理解され打ち解けていくシーンは、読んでいてついうれしくなってしまいますね。
絵柄が特徴的なので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、モンスター同士の白熱したバトルが好きな人にはおすすめな作品ですよ。
劣等人の魔剣使い スキルボードを駆使して最強に至る
ストーリー(あらすじ)
馬鹿正直でお人好しの会社員「水梳透」は、とある日の仕事帰り突如現れた次元の裂け目に飲み込まれ、気がつくと見知らぬ空間に飛ばされていた。
そこで自身を神と名乗る女の子と出会い、自分が死んだことやこれから別世界の新しい体に転生することを知った。
転生先は地球にはいない危険な生き物たちが生息する、剣と魔法の世界「エアルガルド」。
誰もいない洞窟の中で目覚めた透は、転生する際に神から授かった自分の潜在能力や才能を自由に伸ばすことができるスキルボートを開いてみた。
そこには見ているだけで日が暮れてしまいそうなくらいの技術スキルが並んでいる。
その数に圧倒されながらも充実した第二の人生を送るため、透は真剣にスキルを選ぶことにした。
実はこの「エアルガルド」という世界、過去に数百人もの転生者がいたにもかかわらず、誰一人として生き残れた者がいないという過酷な環境だったのだ。
生き抜くすべは、無数にあるスキルの中からたった一つを選び出すこと。
そのスキルとは――。
おすすめポイント
本作は次元の裂け目に飲み込まれて異世界転生した男が、生きていくことさえ難しい過酷な世界で「スキルボート」を駆使しながら最強へと成り上がるバトルファンタジーまんがです。
設定や内容は主人公最強ものや成り上がり系のテンプレを集約したといった感じですが、話がおもしろく作画もかわいいので楽しく読むことができます。
特にこの世界の転生者が劣等人と呼ばれ、下等人種として扱われてる点がおもしろいですね。
その最下層から規格外の強さで成り上がっていくさまは、チート系が好きな人にとってはかなり楽しめる作品ではないでしょうか。
個人的にも続きが気になる作品のひとつですね。
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~
ストーリー(あらすじ)
35歳独身彼女なしサラリーマンの廃ゲーマー・山田健一。
ある日10年以上やり込めるゲームをパソコンで検索していると、「終わらないゲームをあなたに」と書かれた謎のネットゲームを見つけた。
難易度設定を最もハードな「ヘルモード」に、才能選択を一番レアで難易度の高い「召喚士」に設定すると、なんと異世界へと転生してしまったのだ。
農奴の子供「アレン」へと転生した健一は、同じ農奴の子供「クレナ」と騎士ごっこと称した特訓の日々を送っていた。
そんなある日、剣聖の称号を持つ「クレナ」に騎士団が会いにくるという話をきいた――。
おすすめポイント
本作はヌルゲーにあきた廃ゲーマーの男が最高難易度に設定したゲームの世界に転生し、最強を目指す成り上がりファンタジーまんがです。
主人公は自ら選んだヘルモード設定によって、5年かけて1レベルも上がらない誰よりも超ハードな人生を送る農奴出身の「アレン」5歳。
レベルの高さより才能のレア度(星の数)によって強さが大きく変わる世界で、強さが未知数の召喚士としての才能を持っています。
ストーリーは父親が魔物から瀕死の傷を負ったことがきっかけで子供ふりをやめ、家族を守るために召喚士としての力を発揮していきます。
やがてその成果が領主に認められ、領都での新生活が始まるといった感じです。
ノーマルモードで生きているこの世界の人たちの100倍努力してようやく並ぶという過酷な状態からのサクセスストーリーは、やはり男心をくすぐる展開ですね。
また戦闘スタイルも単に魔物を召喚して戦わせるのではなく、自身にセットしてステータスを上げたり強化したりと、召喚スキルが上がるごとにバリエーションが増えておもしろいです。
スキルや能力の分析と地道な努力を重ねて成長していく主人公は、まさにやりこみ好きのゲーマーといった感じですね。
バトルシーンだけじゃなくストーリーもおもしろいので、成り上がり好きには楽しく読める作品だと思いますよ。
元・世界1位のサブキャラ育成日記 ~廃プレイヤー、異世界を攻略中!~
ストーリー(あらすじ)
とあるオンラインゲームに人生のすべてを賭け世界ランキング1位に君臨していた佐藤七朗だったが、嫉妬心に駆られた上位プレイヤーの犯行によって全てのデータが消失した。
復旧が不可能なことを知り絶望に打ちひしがれた男がとった行動は ”死” 。しかし気がつくとなぜか ”サブキャラ” の姿でゲームの世界に入り込んでいた。
念願だったゲームの世界に転生した佐藤は涙を流しながら狂喜乱舞し、再び世界1位になることを心に決めた――。
おすすめポイント
本作は自ら命を断ったことによってゲームの世界に転生した男が、ゲームで培った知識をフル活用し再び世界1位を目指す冒険ファンタジーまんがです。
主人公は女性なら誰しもが恥じらうほどの容姿をもつ冒険者の「セカンド」。ゲーム時代にサブキャラとして作成した、経験値0、育成なしの倉庫番キャラクターです。
ストーリーは単純明快。ゲーム時代に培った知識をフル活用し、反則とも言える手法の数々で瞬く間に成長し成り上がって行く感じです。
ただバトル内容は圧倒的な強さでサクッと倒すのではなく、ゲームさながらにパターン化されたモンスターの動きに合わせて地道に倒していきます。
習得するスキルの条件も複雑に設定されていますので、かなり読み応えのある作品になっていますね。
作画もきれいで世界観もしっかりしているおすすめの作品ですよ。ぜひ読んでみてください。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~
ストーリー(あらすじ)
35年間平凡な人生を歩んできた男は、突如襲ってきた胸の痛みに意識を失いそのまま異世界へと転生した。
転生先は剣と魔法が存在する、まるでゲームのような世界。
小さな領土を統治するローベン家の長男「アルス・ローベント」として生まれ変わった男は、体力・知力ともに平凡であったが「鑑定スキル」という人の潜在能力が見れる特殊な能力を持っていた。
何不自由ない生活を送っていたアルスだったが、3歳を過ぎたころ自身が暮らす国が近い将来乱世に突入する可能性が高いこと知った。
この国を、そして領地に住む人々の生活を守るため、アルスは自身が持つ鑑定スキルを使って優秀な人材集めを開始する。
はたして主人公アルスは、来るべき戦に備えて有能な家臣を集めることができるのだろうか──。
弱小領地から最強領地への成り上がり邁進劇、今ここに開幕です。
おすすめポイント
本作は下級貴族の長男アルスとして転生した男が、鑑定スキルを使って集めた家臣たちと一緒に弱小領地を最強領地へと変貌させていく成り上がりファンタジーまんがです。
物語の舞台は帝国の圧政によって各地で農民の反乱が起き、それを貴族が鎮めようとするも国は荒れ放題で年中戦が起こっているような乱世の時代。
主人公アルスはいずれ当主として自領の兵を率いて戦にでなければならいが、領地に住む人々の生活を守るために鑑定スキルを使って優秀な人材集めを開始するといった感じです。
主人公の特徴は誰からも愛され、民の生活を第一に考える心優しい12歳の少年。特に秀でた能力などはなく、ごくごく平凡な少年です。
唯一持っているのが、人の潜在能力を数値やランクで見ることができる鑑定スキルという特殊な能力。(これがかなりのチート能力)
この能力を使って優秀な人材を家臣にしていきます。
作品としてはドンパチするような派手さはないですが、相手との駆け引きや戦略を立てて交渉するシーンなどは非常に読み応えがあっておもしろいです。
他にも有能な人材を見つけ家臣を増やしてく展開は、ゲームをやっているようでわくわくしますね。
とくに重い話もなくほのぼのした内容が多いので、そういったまんがが好きな人にはおすすめの作品です。
ダンジョンシーカー
ストーリー(あらすじ)
クラスでいじめに遭っていた武田順平はある日、主犯の木戸翔太や幼馴染の竜宮紀子らと共に「神」の気まぐれによって異世界へ召喚された。
ここでは自身のステータスが数値化されるとのことだが、高いステータスを保有する木戸翔太に対し順平のステータスは村人以下のゴミクズ。
しかも裏切り行為によって生還率0%の迷宮へと突き落とされる始末。
強力な魔物が徘徊する迷宮の奥深くに落とされた順平はなんとかあがこうとするも、目の前の強大な魔物に為す術なし。
そんな危機的状況の中、転生時に神からもらった鑑定眼で覗いた魔物の能力を見て、順平はある奇策を思いついた。
しかしそれは不確定要素が多い、言わば賭けみたいなもの。弱者として染み付いた精神に一度は尻込みするも、現状を打破すべく順平は捨て身の賭けに出た――。
おすすめポイント
本作は生還率0%の迷宮に落とされた主人公が、復讐心を糧にダンジョンクリアーを目指すバトルファンタジーまんがです。
主人公は同級生の木田翔太を中心としたグループに日々、暴力によるいじめを受けていた17歳の武田順平。
転生後も同じような扱いを受けていたが、迷宮に落とされたことをきっかけに力をつけていきます。
ストーリーは最弱の状態で高難易度のダンジョンに落とされるも、あることをきっかけに急成長し自分をはめた者への復讐とダンジョンクリアーを目指すといった感じです。
内容自体はよくある異世界転生モノなので読む人によって好みはわかれますが、転生系を読み始めて間もない人や王道が好きな人には楽しめる作品となっています。
完結しているうえ話数も短いので、サクッと読むにはおすすめですよ。
ライブダンジョン!
ストーリー(あらすじ)
サービス終了が決まったMMORPG「ライブダンジョン!」のプレイヤー京谷努は、かねてからの念願だった単独5人操作によるダンジョンクリアを成し遂げた。
疲労とともに達成感を噛み締めながらゲームの思い出に浸っていると、画面の中に見たこともないNPCが現れ「神からの誘い」と書かれた文面が映し出された。
すると突然パソコンの画面から目を閉じるほどの眩い光が放たれ、次に目を開けた時には見覚えのある「ライブダンジョン!」の世界にいた。
寝落ちして夢でも見ているのかと思っていた矢先「ゴオオ゙オ゙オ゙」と腹の底に響くような轟音が鳴り響き、次の瞬間「ズガーン」と何かが目の前に降り立った。
何事かと思い見ると、そこにはなんとゲーム世界で散々苦しめられたラスボスが立っていたのだ――。
おすすめポイント
本作は神からの誘いによってゲーム世界に入り込んだ元・廃プレイヤーの男が、ゲーム時代の知識を使って仲間たちとダンジョン攻略を目指す成り上がりファンタジーまんがです。
主人公はゲーム時代にメイン垢として使っていた白魔道士をジョブとする「キョウタニ ツトム」。チート能力などは一切なく、ゲーム時代に培った知識のみで成り上がっていきます。
ストーリーはダンジョン攻略をメインする一方で使い捨ての道具として扱われる白魔道士の存在意義を高め、自身の居場所を確立していく。そんなお話です。
皆から馬鹿にされ誰からも相手にされない状態から一目置かれる存在へと躍進する姿は、まさに成り上がり作品といった感じですね。
他にも他国から押し寄せるモンスターとの戦いや、神が作ったとされるダンジョンの解明など、ダンジョン攻略以外にも引き込まれる要素はたくさん用意されています。
そして特におもしろいのが戦闘シーンです。
襲ってくる敵をただ単に倒すのではなく、個々のジョブに合わせた立ち回りやチームプレーを駆使して強大な敵を打ち倒します。
派手さはあまりないですが、リアリティがあり本当にゲームをしているような感覚に陥りますね。
MMORPGゲームが好きな人には、よりはまる作品ではないでしょうか。
聖者無双
ストーリー(あらすじ)
昇進が確定した直後に一発の銃弾を受けこの世を去った不運な男は、運命を司る神によって剣と魔法が存在する異世界へと転生した。
白髪の青年「ルシエル」に転生した男は「治癒師」となり、次の人生こそ寿命で老衰することを心に固く誓う。
最初に訪れた街の治癒師ギルドに登録することとなったルシエルは、聖属性魔法を覚えるために提案された3つのうち、もっともきついスパルタコース選ぶのだったが…。
おすすめポイント
本作は突然の銃弾に倒れ異世界転生した一人のサラリーマンが、寿命で老衰することを夢に新たな世界で奮闘する成り上がりファンタジーまんがです。
主人公は前世での死に方が原因で、生に対する執着心が異常に強い白髪の青年「ルシエル」15歳。治癒魔法が使える治癒師として活躍する一方で、自衛のためにと日々過酷な訓練を行っています。
タイトルに無双と書いてあるのでチート的な主人公をイメージするかもしれませんが、内容は努力×10では足りないくらいの努力まんがです。
鬼畜の所業と言われるギルド長の訓練(しごき)に加え、顔の描写が変わるほど臭いも味も最悪な飲み物(物体X)を飲み続ける過酷な日々を送っています。
ついたあだ名が「ドMゾンビ」…。
さすが金賞作品なだけあってキャラ、構成、ストーリーどれをとっても最高におもしろいですね。
徐々に開花していく主人公、そしてこの世界における治癒師の在り方に一石を投じる主人公。これぞ成り上がりといった作品です。
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
ストーリー(あらすじ)
ティアムーン帝国のわがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは、齢20にしてギロチンの刑に処された…はずだったのだがなぜか12歳の少女だった頃に逆戻りした。
今まで長い夢を見ていたのかと思ったが、ふと傍らで見つけた一冊の古びた日記帳を見て驚愕した。
そこにはなんと自身が処刑されるまでのつらい日々が書かれていたのだ・・・。このままではあの悪夢のような処刑が待っているだけ。
そう思ったミーアは一冊の古びた日記帳とこれから起こる未来の記憶をもとに、ギロチンの運命から逃れるため人生をやり直すことを決意した。
おすすめポイント
本作は処刑されたことで12歳の頃に逆戻りした主人公が、ギロチンの運命から逃れるべく西へ東へ奔走するドタバタコメディ転生まんがです。
主人公はティアムーン帝国の第1皇女ミーア・ルーナ・ティアムーン(愛称はミーア)。
わがままでやりたい放題だった結果処刑された悲惨な人生を回避するため、第二の人生では記憶と日記を頼りに明るい未来を目指しています。
作風としては主人公と周りとの思考のズレをギャク化した勘違い設定ですが、そのあたりのセンスが抜群でかなりおもしろおかしく仕上っています。
その勘違いぶりは「我が身の安全第一」といつでも自分ファーストな言動をするミーアに対し、周りからは帝国の叡智とまで呼ばれるほどの勘違いぶりです。
同じような作風で「陰の実力者になりたくて!」という作品がありますが、本作はよりコミカルな描写が多くなっています。
ミーアの顔芸やナレーション、そして度々出てくる擬人化したギロチンなどかなり笑えますよ。
処刑の未来が待っている最初の時間軸で起こった様々な問題に対し、第二の人生では常に利己的な行動を取りながらもなぜかすべてがうまく行く展開。
処刑という重い背景でありながらコメディタッチに仕上った軽妙なストーリー、そして主人公ミーアの脇を固める個性豊かで魅力的な登場人物たち。
どれもセンスが高くこの手のジャンルが好きな人には絶対に読んでほしいおすすめの作品ですね。
異世界迷宮でハーレムを
ストーリー(あらすじ)
世の中に何の期待もしていない高校生の加賀道夫は、とある怪しげなサイトを見つけた。
ゲームのような細かい設定を終えクリックすると、なんと異世界に飛ばされていた。
初期設定時に得た大量のボーナスポイントを武器に振ったおかげで盗賊を難なく倒した道夫だったが、その夜これがゲームではなく現実であること知り絶望した。
しかし元の世界にそれほど未練がなかった道夫は、気持ちを切り替えこの世界で生きていくことを決心した――。
おすすめポイント
本作は怪しげなサイトから異世界転生した高校生が、美少女たちとムフフな生活を過ごしながらゲームのような異世界で生き抜くちょっとエッチな冒険ファンタジーまんがです。
主人公は転生前に得た大量のボーナスポイントによってこの世界の理を超えた能力を持つ、元高校生のユキオ。
魔物との戦闘においてトライ&エラー繰り返す大人顔負けのクレバーさを兼ね備えいる一方で、後に仲間となるロクサーヌと毎晩××する年相応の性欲も持っています。
ストーリーは奴隷商で購入した狼人族のロクサーヌと毎晩楽しみながら、ダンジョン攻略を目指すといった感じです。
タイトル通り絡みシーンは用意されていますが全体的にバトル要素に重きを置いた作品なので、純粋なダンジョンファンタジーとして楽しむことができます。
パーティメンバーのジョブやスキル、魔物のタイプや行動パターンなど、あらゆる情報を元に戦闘スタイルを検証し成長していく姿は、さながらRPGのようで読み応えがあります。
魅力的なヒロインに、努力を怠らない主人公。単純なハーレム漫画、そして主人公最強まんがの枠には収まらない心躍る良作ですよ。
ホームレス転生~異世界で自由過ぎる自給自足生活~
ストーリー(あらすじ)
路上生活を送っていた56歳の田中真一は、大雨の降る夜に雷に打たれこの世を去った...はずだったのだが、気がつくと見知らぬ迷宮に全裸で座っていた。
迷宮に生息する魔物を食料としながら生活をしていたある日のこと、迷宮内でひとりの少女と出会う。
エルナと名乗るその少女と一緒に地上を目指すこととなった真一だったが、その道中ダンジョンらしからぬ広大な草原を見つけたことで真一にある一つの妙案が浮かぶ――。
異世界で自由気ままな超快適ライフ!?元ホームレス男が送る自給自足生活、今ここに開幕です。
おすすめポイント
本作は雷に打たれて異世界に転生した元ホームレスの男が、ダンジョンで見つけた隠れ家を拠点に仲間たちと冒険をしながら自給自足の快適ライフを送るファンタジーまんがです。
ダンジョン内に牧場を作ったり農業や飲食店を開くなど、タイトル通り自由過ぎる自給自足生活を送ります。
主人公は前世で起きた辛い過去が原因でホームレスをしていた56歳の田中真一。
転生後は25歳の若々しい肉体と、鑑定やツボ押しといった様々なスキルを所持したチート級の強さを持っています。
転生直後にいきなりスライムを食べたり、パーティ名をホームレスにするなどおもしろ設定もありますが、戦闘シーンは割と正統派です。
派手さはないですが、読み応えは十分ありますよ。(ツボ押しスキルの多様性にはビックリです)
あと主人公がどんどん人間離れしていくところも意外性があっておもしろいです。
正直評価の分かれる作品かもしれませんが、筆者としてはなかなか楽しめる作品の一つですね。
治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~
ストーリー(あらすじ)
平凡で退屈な毎日を送る高校1年生の兎里健は、ある日同じ高校に通う生徒会の美男美女ツートップと言われる犬上鈴音と龍泉一樹とともに異世界へと召喚された。
勇者として召喚された二人と違ってただ巻き込まれただけの兎里だったが、治癒系の適性があることが判明しそのまま王国救命団の団長ローズに連れ去られてしまった。
診療所のような場所に連れて行かれた兎里を出迎えたのは、まるで盗賊のような悪人面をした救命団の男たち。
そしてここから始まる兎里の地獄のような日々…。
はたして王国騎士ですら音を上げる団長ローズのしごきに、平凡な高校生の兎里健は耐えることができるのだろうか――。
おすすめポイント
本作は同じ高校に通う優秀な生徒2人の異世界召喚に巻き込まれただけの平凡な男が、治癒魔法使いとして戦場を駆け巡り成り上がっていくファンタジーまんがです。
主人公は王国内でも数人しかいない治癒魔法の素質を持った元高校生の兎里健。鬼の団長ローズによる訓練の日々に人格を崩壊させながらも、黙々とこなし続けるメンタルの強い男です。
治癒魔法使いと言えば後方支援としてのイメージが強いですが、本作では戦場の最前線で魔王軍相手に脳筋のごとく暴れ回ります。
とくに団長ローズの暴れっぷりには、でたらめすぎて笑えるくらいです。作品自体もコメディ要素が多いので、全体を通して楽しく読み進めることができます。
ストーリーや設定もよく練られていて話のテンポも抜群です。かなりおすすめの作品ですよ。
落ちこぼれ国を出る ~実は世界で4人目の付与術師だった件について~
ストーリー(あらすじ)
トラックにはねられ30年の人生を終えた斎藤甚九郎は、ノンランド公爵家の跡取り息子「ジンク・ノンランド」として異世界に転生した。
ノンランド家は代々槍の名門と呼ばれた家柄だったが、槍の才能がないジンクはそのコンプレックスから荒れに荒れ、とうとう国外追放を言い渡されることとなった。
魔物だらけの外へ出ることは言わば死刑宣告も同然だったが、なんとジンクはありとあらゆるモノを強化できる世界で3人しかいない付与術師だったのだ。
死だけが待つ絶望の未来に一筋の光を見いだしたジンクは、数少ない理解者である弟「エスター」に別れを告げ、意気揚々と新たな人生をスタートする――。
おすすめポイント
本作はトラックにはねられ異世界転生した男が、世界で4人目の付与術師となり最強へと成り上がっていくバトルファンタジーまんがです。
主人公は自分や相手のステータスが見れる鑑定と、ありとあらゆるモノに強化を施せる付与魔法をもった、元公爵家の落ちこぼれ「ジンク・ノンランド」14歳。
国外追放後は冒険者となり、最強を目指します。
アイテムボックスのスキル持ちやダンジョン攻略など内容はよくある異世界モノといった感じですが、ストーリーがおもしろいのですぐに引き込まれてしまいます。
主人公の強さも振り切ったものではなく現実的な俺TUEEEなので、ハラハラドキドキのバトルが楽しめます。
あとハーレム展開も今のところ皆無なので、王道は好きだけどそういった展開が苦手な人にもおすすめな作品ですね。
進化の実~知らないうちに勝ち組人生~
ストーリー(あらすじ)
高校生の柊誠一はその太った見た目ときつい体臭によって、毎日ひどいいじめを受けていた。
そんなある日のこと、学校の校内放送から響く神と名乗る声によって、学園の全員が剣と魔法が存在する異世界へと飛ばされた。
しかしステータスのほとんどが ”1” の誠一だけは誰ともパーティが組めず、一人別の場所へと転移させられた。
転移した場所は人の気配がなく、モンスターがはびこる森の奥地。
そんな過酷な状況でフラフラになりながらもなんとか生きながらえていた誠一だったが、何日も飲まず食わずが続きとうとうその場に倒れてしまった。
薄れゆく意識の中でうっすら目を開けると、目の前にこぶし大くらいの大きさの木の実が落ちていた。
何日かぶりの食料に飛び起きるほどテンションの上がった誠一は、得体の知れない木の実に不安を感じながらも空腹には勝てず ”がぶり” とかぶりついた。
あまりの不味さに体が拒絶するも、餓え死にするよりマシだと思いすべて食べつくした。
すると脳内に「進化の実の効果を発動します」と謎の声が聞こえたのだ――。
おすすめポイント
本作はデブでブサイクだった高校生が異世界で食べた「進化の実」によって、負け組から勝ち組人生へと爆進するバトルファンタジーまんがです。
主人公は元いじめられっ子高校生の柊誠一。
転生してすぐはステータスのほとんどが1という最弱キャラだったが、異世界で食べた「進化の実」によって化け物級のステータスを持つチートキャラへと変わっています。
またデブでブサイクだった容姿も進化の実の効果によって、数々の美女を虜にするイケメンへと変貌しています。
ストーリーは究極の進化を遂げた誠一が、ある出来事がきっかけで人間の姿へと変化したメスゴリラのサリアとともに森を出て街を目指すところから本格的にスタートします。
到着した街ではギルド長を始め個性豊かな登場人物たちたくさんいて、そこで起こる様々なトラブルをおもしろおかしく解決していきます。
笑いあり時には涙ありとバラエティにとんだ内容ですね。
作品自体はバトル中心の構成となっていますが、顔芸を含めてコメディ色が強いので楽しく読み進めることができます。
作画もきれいで世界観もしっかり作り込まれている良作ですよ。ぜひ読んでみてください。
異世界に来たみたいだけど如何すれば良いのだろう~社畜SEのマイペース冒険記~
ストーリー(あらすじ)
代わり映えのしない毎日を送るシステムエンジニアの前川彰浩(35歳)は、いつものように出勤しようと家を出た瞬間まばゆい光に包まれ気がつくと異世界に転移していた。
広大な密林に一人不安にかられながらも、昔祖父に教わったサバイバル知識を駆使し森を探索する彰浩。
その時どこからか獣の鳴き声が聞こえ恐る恐るその場所まで向かうと、そこにはなんと巨大なイノシシと対峙する金髪碧眼の美少女がいたのだ――。
おすすめポイント
本作は会社に出勤するため自宅の玄関扉を開けたとたんに異世界転移した主人公が、剣と魔法が存在する未知なる異世界でマイペースに冒険するファンタジーまんがです。
主人公は代わり映えのしない日々に少し飽きていたシステムエンジニアの前川彰浩、35歳。
転生時に得た3つのスキルと神様から授かったさまざまなスキルを獲得したことで、この世界では万能すぎる能力を保有しています。
ストーリーは襲ってくるイノシシから身を挺して守った金髪美少女のリザティアと、とある行動がきっかけで婚約者となったところからスタートします。
本人にしか聞こえない謎の声(転スラ?)に何かと手助けしくれる友好的な神たち、万能過ぎるスキルに可愛いヒロインなどなどこれぞ異世界の王道てんこ盛りの作品ですが、この手の展開が好きな人には楽しめる作品ではないでしょうか。
個人的には15歳の少女から好意を持たれて満更でもない35歳の主人公がちょっとあれですが、最初からチート全開の無双ではなく訓練と経験を経て開花していく展開が好きなので楽しめました。
まだまだ序盤ですが同原作の他漫画のように打ち切りにならないことを願うばかりですね。
異世界建国記
ストーリー(あらすじ)
トラックに跳ねられ事故死した青年が目を覚ますと、そこは鬱蒼とした森の中。
自分の姿が見知らぬ少年に変わっていることに戸惑いながらも森の中を徘徊していると、突如後ろから人の声が。
「助かった!」と思い振り向いた先に居たのは、なんと人間ではなく巨大な鳥のモンスター「グリフォン」。
喰われまいと必死に弁明する少年であったが、そこで自分が「迷い人」と呼ばれる存在であること知らされる。
一方目の前の少年が元は成人であったことを知ったグリフォンは、見逃す代わりの条件として森に捨てられた子供たちの面倒を見ること、そして3年間で自給自足できる生活基盤を築くことを強要する。
ひょんなことから子供たちの面倒を見ることとなった少年だったが、前世で過ごした孤児院での生活を思い出し子どもたちを助けることを心に誓った。
はたして異世界に飛ばされた少年は、見知らぬ世界で無事グリフォンとの約束をはたせるのだろうか。
前世の知識と経験を活かした建国内政ファンタジー、今ここに開幕です!
おすすめポイント
本作は事故死して異世界に転生した青年が、グリフォンからの要請で森に捨てられた子供たちの面倒を見ながら国を大きく発展させていく建国ファンタジーまんがです。
世界観としてはローマ帝国をベースに、縄文や弥生時代の原始的な土器や物々交換が成り立つような文明レベルの低い感じの設定です。
もちろん異世界ならではの魔術や加護といったファンタジーな要素もあります。
本作のおもしろさはチート能力に頼るのではなく、輪栽式農業や穴窯を使った土器作りなど現代知識を活かしたリアル手法で生活基盤を築き、国を大きく発展させていくところです。
土器作りの工程ひとつとっても丁寧に描写されているのでちょっとした勉強にもなる作品ですね。
ストーリーは疫病によって放棄された町を拠点とし、現代知識とグリフォンの力を借りながら大きく成長させていく感じです。
主人公自身も国の成長に合わせて、孤児たちのリーダー → 村長 → 大豪族 → 国王 → 皇帝へと出世していきます。
派手さはないですが、非常に読み応えのある作品ですよ。ぜひ一度お試しください。
ガベージブレイブ
ストーリー(あらすじ)
料理が得意な高校生の皇創(スメラギツクル)は、ある日突然クラスメイトとともに異世界に召喚された。
そこで待ち受けていたのは、15か国で行われる勇者選別オークション。
状況の把握もままならないままオークションにかけられるツクルだったが、ランクGのハズレジョブ【調理師】のツクルはどの国からも落札されず、魔物が跋扈する大森林へと転移させられた。
理不尽な扱いをしたクソッタレな連中に復讐を決意するも、出会った魔物に致命傷を負わされ瀕死の状態となるツクル…。
死にたくない!自分をこんな目に合わせた連中を蹴り飛ばし、俺を弄んだこの化け物をぶっ殺す!!
復讐の炎を再び燃え上がらせたツクルは、最後の力を振り絞って調理師に付与されたスキルを発動した――。
おすすめポイント
本作は高レベルの魔物が跋扈する大森林へと転移させられた主人公が、どん底から這い上がりクソッタレどもに復讐するため強く成長するバトルファンタジーまんがです。
主人公は調理師という戦いの役に立たないハズレスキルによりどの国からも不要とされ、一人大森林へと捨てられた「ツクル・スメラギ」。
しかしその性能はとある理由から通常ではありえない能力を秘めており、食した魔物の肉の部位によって様々なスキルを習得することができます。
ストーリーは大森林で最初に遭遇した魔物を命からがら討伐したこと一気にレベルが上がり、その後「黒霧」と呼ばれる意志を持つ剣をドロップしたところから本格的にスタートします。
展開としては異世界にありがちな不遇職の最弱からチート能力で瞬く間に強くなり、その後仲間を増やしながら最終目標(復讐)へと向かうといった感じです。
ジャンルとしてはタイトル通り復讐系ですが、全体的に悲壮感の漂う感じがしないので一般的な俺TUEEE作品として楽しく読むことができます。
なんでもありの王道作品ですが、わかりやすいストーリーに最強の主人公はやはりおもしろいですね。
この手の作品が好きな人には、絶対にハマる作品だと思いますよ。
神眼の勇者
ストーリー(あらすじ)
毎日が日曜日のニート生活を送っていた丸太真は、女神アステナに異世界召喚されるも不要と判断され森の奥地へと飛ばされてしまう。
しかしそこで出会った老婆を助けたことで、神々の目”を司る女神リアナから使徒にならないかと打診を受けることに。
使徒になれば自分を含めた他人のステータスを知ることができ、さらには過去の出来事や不確定ながら未来に起こることも視ることができるという。
しかも何かを強制されたり行動を制限されることもないとのこと。
あまりにも都合のいい話に難色をしめす真だが、そんな彼に女神からある提案が示された――。
おすすめポイント
本作はある日突然異世界に転生した主人公が、心眼と丸太を武器に勇者として異世界を生き抜くコメディバトルファンタジーまんがです。
主人公は相手のステータスはもちろん、過去や未来までも見通す神の眼を持つ丸太真。優れた筋力で丸太を振り回し、バッタバッタを敵を粉砕して戦います。
少々オマージュ要素の強い作品なので読む人によって評価はわかれそうですが、ストーリーや構成はしっかり練り込まれているのでハマれば楽しく読み進めることができます。
丸太を持った主人公の無双ぶりや規格外の強敵たちとの出会いやバトル、異世界好きなら押さえておきたい作品のひとつと言えますね。
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する
ストーリー(あらすじ)
当代最強と呼ばれた暗殺者の男は口封じのため組織に殺された…はずだったのだが、気がつくと見知らぬ神殿に佇んでいた。
そこで女神と名乗る美しい女性が現れ、男は2つの選択肢を迫られる。
ひとつは魂を漂白し別の誰かとして生まれ変わること。そしてもうひとつは前世で培った知識と経験を持ったまま別の世界に転生すること。
しかし記憶を持ったまま転生するには、女神からの依頼を受ける必要があった。
その内容とは、なんと今より18年後までに勇者を暗殺するというものだった。
おすすめポイント
本作は当代最強と呼ばれた暗殺者が異世界に転生し、前世で培った暗殺術と新たに得た魔術を融合して高みへと目指すバトルファンタジーまんがです。
主人公は人生のすべてを暗殺家業に捧げた元世界最強の暗殺者。高齢を理由に引退するはずが、口封じのため組織に殺されてしまった。
転生後は暗殺貴族トウアハーデ家の次期当主「ルーグ・トウアハーデ」として生を受け、女神から依頼された勇者討伐のためさらなる高みへとスキルを磨いていきます。
一見すると元暗殺者が異世界転生して無双するといったよくある話に見えますが、本作はまさかの勇者を殺すことを目的とした斬新な展開が楽しめる作品です。
作り込まれたストーリーに個性豊かな登場人物たち。引き込まれる要素盛りだくさんの本作ですが、個人的には主人公のルーグが魅力的でかっこいいです。
見た目は若いですが、中身は人生経験を豊富に積んだ凄腕の暗殺者。常に冷静沈着でどんな時も取り乱すことなく冷静に対処する様は、読んでいて一種のあこがれを抱いてしまいますね。
また前世では感情などは持たず組織の道具として生きてきた主人公ですが、最後の最後でその忠誠心を踏みにじられたことで、転生後は自分のために生きることを誓う心境の変化も楽しむことができます。
アニメ化されるほど注目度の高い本作品。おすすめですよ!ぜひ一度読んでみてください。
善人おっさん、生まれ変わったらSSSランク人生が確定した
ストーリー(あらすじ)
この世界は輪廻転生。死んだ魂は ”転生ジャッジ” によって新たな魂へと生まれ変わる。
とある天界にて前世でとてつもない善行を積んだSSSランクの魂(おっさん)が現れた。特例として彼に与えられた選択は二つ。
一つは神になれること、もう一つは人間に転生して至上の人生を送ること。
当然神になると予想した案内人(天使)であったが、彼が選んだ選択は人間としていい人生を送ること。
こうして公爵家の長男「アレク」として生まれ変わった元善人おっさんであったが、なんと記憶消去の聖水を飲み忘れたことで前世の記憶を持ったまま転生することに・・・。
幸か不幸か前世の記憶が残ったアレクは、生前に成し遂げられなかった ”ある” 目的のためにSSSランクの恩恵として得られた強大な魔力を用いて、神の奇跡と呼ばれる賢者の石を作り出すことに成功する。
ある目的とは、そう「人助け」のためである。
前世では世界中の人は無理でもせめて手の届く範囲くらいは助けになりたいと思って生きていたが、その限界にもどかしさを感じていた。
賢者の石を手にした今なら・・・。
SSSランクの幸せな人生が確定しているアレク。はたして彼は「全人類を救う」というもう一つの願いも成就できるのだろうか――。
善人おっさんが送るSSSランク人生。今ここに開幕です。
おすすめポイント
本作のおすすめポイントはSSSランクによって得られた世界最強の魔力とこの世のあらゆる知識を引き出せる賢者の石を使って、またたくまに立身出世していくさまや圧倒的な強さで様々な問題を解決していく爽快感を楽しむ作品です。
国内の反乱をあっという間に鎮圧したり、帝国の守り主と呼ばれる守護竜の傷を癒やしその主になるなど、読んでいて「主人公SUGEE」ってなりますね。
もちろん主人公最強漫画のど定番ハーレム要素もありです。(エッチな要素はないですよ。)
かわいい許嫁に美人の女帝、たくさんのメイドたちに囲まれるなど男性にとっては羨ましい限りです。
ただ善行の行いがすべて主人公目線であるため、読む人によっては違和感を覚える作品になるかもしれません。
例えば国内の反乱は元を正せば先帝の悪政によるものや、敵国に傷つけられた守護竜の傷を癒やすなどの行為は、見る者の目線を変えれば主人公が悪行を働いているとも言えます。
そういった点が気になる人にとっては「ん?」ってなる作品ですが、ただ純粋「主人公TUEE」を楽しみたい人にとっては非常におすすめな作品と言えますね。
盾の勇者の成り上がり
ストーリー(あらすじ)
ゲームやアニメが大好きなオタク大学生の岩谷尚文は、町の図書館で手に取った「四聖武器書」と書かれた古い本を開いたことで異世界へと召喚された。
四聖勇者の一人として召喚された尚文だったが、盾の勇者であることが原因で不遇な扱いを受けることとなる。
それはやがて国から追われるほどにまでに…。
一人の女にはめられ罪人となってしまった尚文は、人手を確保するため怪しい男につれられ奴隷商へと向かう。
そこでその後の運命を大きく変える獣人族の少女「ラフタリア」と出会うのだった――。
おすすめポイント
本作は図書館にあった一冊の古い本を開いことで異世界に召喚された男が、無実の罪をきせられ罪人となった身から成り上がるバトルファンタジーまんがです。
主人公は剣、槍、弓、盾の四聖武器のうち、盾の勇者として召喚された元オタク大学生の「岩谷尚文」20歳。
元来穏やかな性格だったが、異世界で騙され裏切られたことで人間不信になり冷酷な人間へ変貌しています。
ストーリーは異世界から召喚された4人の勇者たちが次元の亀裂から発生する凶悪な魔物たちと戦い、その脅威から世界を守るといった感じです。
アウトローとなった主人公と獣人族のラフタリア、そしてフィロリアルのフィーロとともにどん底から成り上がっていきます。
異世界まんがといえば華やかな気分になれる話も多いのですが、本作はダークな部分が多いので気分爽快とはならないかもしれません。
ただそれを補って余りあるおもしさが本作にはあるので、読んでいない人はぜひともおすすめしたい作品です。
TVアニメだけでなく舞台まで公演されるほど、注目度の高い作品ですよ。
ナイツ&マジック
ストーリー(あらすじ)
ある日の仕事帰り、凄腕プログラマーの倉田翼は車にはねられこの世を去った…はずだったのだが、なんと彼は前世の記憶と知識を持ったまま異世界に転生していた。
しかもそこはメカヲタクだった彼にとっては天国とも言える、剣と魔法そして巨大ロボが存在する夢のような世界。
憧れのロボット操縦者になるため驀進する倉田翼なのだが、彼の異常なまでのロボット愛に周囲はてんやわんやの大混乱。
しかし彼の持つ天才的なプログラマーとしての才能が、やがてこの世界の常識を覆し歴史を変えることに…
おすすめポイント
本作は凄腕のプログラマーでメカヲタクの倉田翼が、巨大ロボが存在する剣と魔法の世界に転生するロボットバトルファンタジーまんがです。
主人公は一流と言われる騎士達をも凌駕するほどの魔力量と戦闘センスを兼ね備えたエチェバルリア家の長男「エルネスティ・エチェバルリア(=倉田翼)」。
重度のメカヲタクが災いし幼少の頃から度々周囲を困らすも、その独創的な発想で数々の偉業を成し遂げる。
また幻晶騎士(シルエットナイト)と呼ばれる巨大ロボットの操縦にも長けており、その腕前は初陣で魔獣ベヘモスに勝利するほど。
夢は自分専用の幻晶騎士(シルエットナイト)を作り上げること。
ストーリーはライヒアラ騎操士学園へ入学後に行われた遠征訓練で魔獣を討伐したことが国王の目に止まり、その後前世の知識を活かした新しいシルエットナイトの開発に取り掛かるところから本格的にスタートします。
数々の魔改造を経て仕上ったシルエットナイトのバトルシーンは、ロボット好きにはたまらない作品ですね。
もちろん異世界まんがならではのチート要素もふんだんに盛り込まれていますので、ロボット系はちょっと苦手という人でも楽しく読むことができます。
主人公を含めてキャラもかわいくストーリーもおもしろいおすすめの作品ですよ。
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
ストーリー(あらすじ)
女神ヴィシスによって異世界に召喚された高校生の三森灯河は、クラスメイトとともに勇者として魔を討つはずだった…。
しかし適性検査で周りがS級やA級の才能を見出される中、だた一人Eランクだった灯河は皆の足を引っ張らぬようにと女神から廃棄宣言を受けた。
この決断に納得のいかない灯河はクラスメイトに救済を求めるも、向けられたのは軽蔑の眼差し。
その反応に戸惑う灯河を後目に廃棄処分へと皆の意志が固まると、女神の手により生存率ゼロの遺跡へと飛ばされた。
奈落の底で一人絶望に沈む灯河だったが、利己主義な女神への復讐を胸に何としても生き残ることを決意する。
おすすめポイント
本作は女神から廃棄宣言を受けて生存率ゼロの遺跡へと飛ばされた少年が、女神に復讐するため強く生き抜くサバイバルダークファンタジーまんがです。
主人公はスクールカースト外のモブ男こと三森灯河。
固有スキルが役に立たない状態異常スキルのハズレ枠だったことから遺跡に飛ばされるも、実は条件さえ揃えば敵なしの最強スキルを持っていることが判明します。
ストーリーは遺跡へ飛ばされた直後に遭遇したモンスターとの戦闘を経て自身の固有スキルの可能性を見出し、遺跡の外へと目指すところからスタートします。
女神そしてクラスメイトから廃棄宣告を受けるという最悪な状態からスタートする本作ですが、飛ばされた遺跡で最強の力を手にした主人公の成り上がりが読んでいて最高に熱くなりますね。
Eランク勇者に隠された秘密、そして勇者の血を引く一族との戦い…。復讐作品でありながら様々な展開が用意されている非常に楽しめる作品ですよ。
こちらも異世界転生ではなく転移モノですが、おもしろいので紹介しておきます。
ひとりぼっちの異世界攻略
ストーリー(あらすじ)
高校生活をぼっちで過ごす遥(はるか)は、ある日突然クラスメイトとともに異世界へと召喚された。お約束のチート能力を神様から授かるはずが、なんとスキルは早い者勝ち。
一人遅れて転移した遥に残っていたのは、ニートや引きこもりといったおよそチート能力とは言えないダメスキルばかり。
この状況に負い目を感じた神様は、半ばやけくそ気味に残ったスキルすべてを自分にくれると言う。
しかしこんなダメスキル全部もらってしまったら地獄モード確定の人生…。
なんとか回避しようとする遥だったが、暴走した神にって強制的にスキルを押し付けられそのまま転移させられてしまった――。
おすすめポイント
本作は余り物のスキルをすべて押し付けられて異世界転移した主人公が、なぜか次々と強力な能力を開花させ、過酷なはずの異世界をひとり謳歌する冒険ファンタジーまんがです。
タイトルと導入部だけを見ると、ダメスキルしか持っていない状態でひとり過酷な異世界を生き抜くサバイバル的な感じがしますが、その設定はすぐに覆ります。
転移後すぐに取得した豪運の効果?によってダメスキルがチート能力へと開花し、ひとりぼっちで攻略していくはずが普通にクラスメイトたちと行動を共にしたりします。
正直、ダメスキル要素は?ひとりぼっち要素は?ってなる作品ですが、原作を知っている私にとっては非常に読みやすく楽しめる作品でした。
ただ先程言った通り初期設定が生きていないのと全体的にコメディ色が強いので、人によって好みが分かれる作品だと思います。
まずは試し読みで本作の世界観を確認するのが良いかもしれませんね。
Re:Monster
ストーリー(あらすじ)
とある満月の夜。
あらゆる特殊能力を保有する強化人間の伴杭彼方は、見知ったストーカーにナイフで滅多刺しにされこの世を去った…。はずだったのだが、気がつくとゴブリンに転生していた。
前世で習得した超能力のほぼ全てを失った彼方だったが、唯一「吸喰」と呼ばれる喰ったものの特性やパワーを得られる特殊能力だけが残っていた。
出会ったモンスターを次々に食し異常な進化を遂げる彼方。
そんなある日の夜、脳内に不思議なアナウンスが流れ、翌朝目覚めると体に異変が――。
おすすめポイント
本作は戦闘能力が低く知能も残念なゴブリンに転生した元強化人間の男が、前世の記憶と「吸喰能力」を使って最強へと成り上がるバトルファンタジーまんがです。
主人公は食したモンスターのスキルを自分の能力として使える特殊な能力を持ったゴブリン族の「ゴブ朗」。
木の棒を扱う知能すら持たないゴブリンにおいてはかなり異質で、その圧倒的な強さと高い知能でゴブリン集落のトップに君臨しています。
ストーリーはゴブリンに転生した主人公が倒したモンスターを次々に食べ、どんとんと進化し強くなっていく。そんな感じです。
ネタバレになるのでかなり簡潔に書いていますが、実際は勇者や英雄の登場、種族の枠を超えたコミュニティの形成などバラエティに富んだ内容で読み応えのある作品です。
最終的にはお馬鹿なゴブリンたちはいずこへ…ってなります。
あと主人公の名前からもわかりますが、ネーミングセンスが絶望的にダサいです。進化とともに名前も変化していきますが、そこだけは一貫してダサいままです。
その辺りも楽しめる要素の一つかもしれませんね。
全体を通して話のテンポも良いので、さくさく読み進めることができますよ。
理想のヒモ生活
ストーリー(あらすじ)
1ヶ月の残業時間が150時間を超えるブラック企業で働く山井善治郎は、ある日突然異世界に召喚されカープァ王国のアウラ女王から結婚を申し込まれる。
結婚の条件は何もなし、毎日ダラダラと遊びほうけるもよし!そんな理想のヒモ生活を手に入れたはずの善次郎だったが・・・。
ブラック企業の社畜生活から一転、悠々自適な生活を手にした男が愛する妻と家族のために奮闘する内政ファンタジー、今ここに開幕です。
おすすめポイント
本作は一国の女王と結婚し理想のヒモ生活を謳歌するはずだった山井善治郎が、様々な内政、外政問題に巻き込まれながらも妻アウラと家族のために奮闘する内政ファンタジーまんがです。
タイトルだけを見るとハーレム要素が強めな作品のようにも感じますが、内容はしっかりとした内政モノです。
神様からもらったとんでもスキルや加護といった類のチート能力などはなく、サラリーマン時代に培った営業力や考え方など主人公が持つ純粋な能力で様々な問題を解決していきます。
一応普通の人より魔力量が多く時空魔法を使える設定ですが、主に移動手段と交渉の材料としての役割として使わるのがほとんどです。
ストーリーもよく練られていておもしろく、理論展開をたっぷり楽しめる作品になっています。
個人的にも続きが気になる作品のひとつですね。
最果てのパラディン
ストーリー(あらすじ)
数百年前に滅びた死者の街にかつて英雄と呼ばれた3人の不死者と、その庇護のもとで大切に育てられた人間の少年ウィリアムが住んでいた。
骸骨の剣士ブラッドからは武術を、ミイラの神官マリーからは一般常識と信仰を、ゴーストの魔法使いガスからは学問と魔法をそれぞれ学び少年は成長していった。
前世では引きこもりとして無為な人生を過ごし、後悔して亡くなった少年ウィリアム。
今度こそ悔いのない人生を送ることを決意し、灯火の女神グレイスフィールの加護のもと聖騎士の道へと歩みだす。
おすすめポイント
本作はかつて滅びた死者の街に住む3人の不死者によって育てられた少年が、生に挫折し生きることを手放した前世での人生を悔い、新たに生まれ落ちたこの世界で生き直すことを決意し歩み続ける本格派異世界バトルファンタジーまんがです。
主人公は前世の記憶をおぼろに保ったまま転生を果たした少年ウィリアム。
かつて英雄と呼ばれた3人の不死者に武術、魔術、教養を学び、強さと優しさを併せ持ったパラディン(聖騎士)へと成長していきます。
物語はこの世界の成人の日にあたる15歳を迎える日の前日、自身と育ての親の来歴を教えられた直後から本格的にスタートします。
あまり書くとネタバレになるので控えますが、とにかく世界観やストーリーの作り込みが素晴らしい作品です。
ただその分序盤である幼少期の展開がゆっくりと進むので、テンポ重視の人にとっては飽きてしまうかもしれません。
ですがこの幼少期時代の描写が後に主人公が様々な選択と決断を迫られる際の基盤となる重要な部分になるので、ここはじっくりと読み込んでほしいところです。
そしてひとたび展開が動き出すと、あっという間に引き込まれてしまいます。それくらいおもしろい作品ですね。
アニメ化されているほどの注目作です。ぜひ読んでみてください。
異世界迷宮の最深部を目指そう
ストーリー(あらすじ)
見覚えのない回廊で目覚めた少年は、そこで出会った冒険者パーティーに魔物を擦り付けられ命の危険にさらされた。
いきなりのことにパニックを起こし死を感じた少年だったが、謎のスキル[???]の暴走により命からがら難を逃れた。
無事地上に出ることに成功したのも束の間、魔物との戦闘で受けた毒によって再び瀕死の状態へ…。
助けを求め人を探す少年の前に現れたのは、癒やしの魔法を使う不思議な少女・ラスティアラだった。
その後近くの街にたどり着いた少年。
そこで自身が現れた場所が100層からなる迷宮であること、そしてその最深部に到着すれば ”どんな望みでも叶う” ことを知り、元の世界に帰るため迷宮の攻略を決意するのだった。
おすすめポイント
本作は妹が待つ元の世界に帰るために難攻不落の迷宮攻略に挑むダンジョン系異世界転生まんがです。
主人公は妹の見舞いで病院に行く途中に異世界へと迷い込んだ「相川渦波(あいかわかなみ)」高校二年生。
魔力に特化した次元魔法の使い手で、空間把握と感知能力を駆使しながら戦闘を行います。
また、見たい対象を注視することで相手のステータスやスキルを知ることができる特殊スキルも持っています。
ステータス面にかんしては「素質」が異様に高くレベルと比較して高い能力値を持っていますが、焦燥や不安などの感情が極度に昂ぶると自動発動するスキル[???]によって「混乱」ステータスに+補正がつくという謎要素が組み込まれています。
読んでみた印象としては、色合いが白と黒をベースに描かれているので独特の雰囲気を持つ作品だな~と感じました。
好き嫌いがはっきりしそうな絵柄ですが作品自体が全体的にダークな構成なので、そのモノクロ調が作品とすごくマッチしていてまったく違和感なく、むしろおもしろさを引き上げている印象です。
内容自体も主人公の混乱補正を初め、序盤から多くの伏線が盛り込まれているなどわかりやすく爽快な異世界モノとは違うおもしろさのある作品です。
ストーリーもよくバトルシーンもハラハラ・ドキドキでおもしろいですよ。ぜひ読んでみてください。
八男って、それはないでしょう!
ストーリー(あらすじ)
平凡な商社マンの一宮信吾が目を覚ますと、そこはなんと異世界だった。
バウマイスター家という貴族の息子に転生した信吾だが、貴族とは名ばかりの貧乏暮らしで毎日の食事にも困窮していた。
しかもその貧乏貴族の八男に転生してしまった信吾にっとては、このまま何もしなければ早々に人生が詰んでしまうことに。
そう考えた信吾はどうにか未来を切り開こうと、魔法という唯一の才能を頼りに独立を目指すのだった。
おすすめポイント
本作は貧乏貴族の八男に転生してしまった元サラリーマンの男が、魔法という唯一の才能を頼りに成り上がっていく異世界転生まんがです。
内容としてはこれぞ成り上がり異世界転生といった感じです。
チート級の魔法能力を武器にどん底からとんとん拍子で成り上がり、富や名声はもちろん、かわいいお嫁さんまですべてを手に入れていきます。
まさにサクセスストーリーを絵に描いたような、そんなお話ですね。
正直八男である必要性をまったく感じない作品ですが、チート能力をもった主人公がただただ躍進する作品が好きな人にとっては楽しめるかと思います。
2020年にアニメ化もされた人気作となっていますので、気になった人はぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回は日本最大級のWeb小説投稿サイト「小説家になろう」からコミカライズされた ”成り上がり系” の異世界転生まんがをまとめてみました。
すべてのなろう作品を紹介できたわけではありませんが、どれも面白い作品ばかりですのでまだ読んだことない方はぜひ試してみてください。